クアルコム、ノートパソコン向け「Snapdragon X Elite」を発表――省電力とオンデバイス生成AI機能が特徴

　クアルコム（Qualcomm）は、モバイルパソコン向けのチップセット「Snapdragon X Elite」を発表した。“競合他社のピーク性能を1/3の消費電力で実現”としており、省電力とAI性能をアピールした製品になっている。

　高性能なCPUと生成AIオンデバイス機能を備えながらも最大数日間のバッテリー駆動時間を実現できるプラットフォームとしている。

　4nmの製造プロセスを採用し、12の高性能コアを搭載する。メモリのアクセスは最大136GB/s（LPDDR5x）、合計で42MBのキャッシュをサポート。GPU性能も、同じクラスのものと比較して同じ電力で最大2倍の性能になるとしている。

　また、130億を超えるパラメーターを持つ生成AIモデルを、デバイス上で実行できるとしており、AI性能は同じクラスのパソコンよりもかなり高いパフォーマンスであるとアピールする。