クアルコム、パソコン向け新チップセット「Snapdragon X」発表へ

　米Qualcomm（クアルコム）は、パソコン向けの新チップセット「Snapdragon X」を発表した。従来からネーミングルールが変更された。2024年に出荷されるパソコンに搭載予定で、従来のチップセットと比べてパフォーマンス、AI、接続性、バッテリー持続時間が改善しているという。

クアルコム、パソコン向け新チップセット「Snapdragon X」

　「Snapdragon X」シリーズは、クアルコムが長年培ってきた、CPU、GPU、NPUなど異分野のコンピューターアーキテクチャの経験に基づき開発された。

　また、クアルコムの次世代CPU「Qualcomm Oryon CPU」の採用でパフォーマンスと電力効率が飛躍的に向上している。さらに、クアルコムのNPUとの組み合わでデバイス上でのAI処理を行い、ユーザー体験が改善するという。

　チップセットに名付けられた「X」は、クアルコムの他のPC向けチップセットのカテゴリーと区別するために名付けられ、ロゴやプラットフォームバッジも「X」シリーズ専用にデザインされている。

　Qualcommは、10月24日～26日に開催する同社のイベント「Snapdragon SUMMIT」で、「Snapdragon X」の詳細について発表する。