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Amazon.co.jpで「リアカー付き自転車」での配達を開始――迅速かつ持続可能な配達を実現

 アマゾンジャパンは18日、リアカー付き電動アシスト自転車での配送サービスを開始した。迅速な配送への取り組みの一環として実施し、温室効果ガスの排出削減で持続可能な配達を実現するとしている。

 アマゾンからの荷物の一部は、物流拠点「フルフィルメントセンター」(FC)から「デリバリーステーション」(DS)に届けられ、そこからアマゾンの配送プログラム「アマゾンロジスティクス」で委託業者を通じて配達される。今回の取り組みでは、この最後の“ラストワンマイル”でリアカー付き電動アシスト自転車を使用することで、自動車や運転免許を必要とせずに配達に参加できる。

仕分けのようす

 配達では、専用のスマートフォンアプリで積載を確認するとともに、ユーザーへの配達プロセスに反映される。雨の日は、商品がぬれないようにレインカバーを取り付けて配達できるようにしているという。

配達のようす

 18日時点で、国内24都道府県のデリバリーパートナー(DSP)で活用されている。今後数年をかけて配達エリアや台数を拡大し、年間数千万個の商品配送に活用するとしている。