ドコモの「dカード」をかたるフィッシング増加、対策協議会が注意喚起

　フィッシング対策協議会は、NTTドコモの「dカード」をかたるフィッシングの報告が増えているとし、注意喚起を行っている。

フィッシングメールの例

　メールの件名の例は「【重要】dカードが利用停止のお知らせ」などで、これ以外の件名が使われる可能性もある。

　フィッシング対策協議会によると、8月7日11時時点でフィッシングサイトは稼働中で、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼しているという。また、類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、注意を促している。

　フィッシングサイトは、本物のサイトの画面をコピーして作成されることが多く、内容からそのサイトが正規サイトが、フィッシングサイトかを見極めるのは困難なため、メールやSMS内のリンクではなくスマートフォンの公式アプリや、ブラウザのブックマークからアクセスしたり、迷惑メールフィルターの設定を有効にしたりするなど、対策を紹介している。