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クアルコムがSnapdragonのWindows 11でオンデバイスの生成AI、Microsoft Build 2023で

 クアルコムは、マイクロソフトとオンデバイスAIの拡張に向け連携すると発表した。Windows 11搭載パソコンでの生成AIの開発に活用できるツールが提供される。

 開発者会議「Microsoft Build 2023」において、Snapdragonプラットフォーム上で動くジェネレーティブAI(生成AI)や、Snapdragon搭載Windows11 PC向け開発環境などが紹介されたという。

 クアルコムは、今後のAIはオンデバイスとクラウドAIの両方が発展していくとし、AIアプリケーションをデバイス上で実行することで、コスト、プライバシー、パーソナライズ、レイテンシーが改善されるとしている。Snapdragonには専用のAIエンジンが搭載されており、CPU、GPUで処理するよりも効率的に処理できる。

 Microsoft Build2023では、10億以上のパラメータを持った画像生成AIである「Stable Diffusion」がSnapdragonを搭載したWindows 11上で動く様子が披露された。クアルコムは、今後数カ月以内に、100億パラメータを持ったモデルも動かせるようにするとしている。

 クアルコムの製品管理担当シニアバイスプレジデントであるジアド・アスガー(Ziad Asghar)氏は、「開発者が当社の強力なAI機能をフル活用できるようにし、Snapdragonを搭載したデバイスで、新しいユーザー体験を提供する」と述べている。

 マイクロソフトのWindows Silicon and System Integration担当コーポレートバイスプレジデントであるパヴァン・ダヴルリ(Pavan Davuluri)氏は、「MicrosoftのクラウドAIとWindowsプラットフォームを、QualcommのオンデバイスAIの専門知識と組み合わせることで、AI体験を加速させることができる」と述べている。