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クアルコムとグーグルが協業、OSバージョンアップしやすく取り組みを加速

 クアルコムとグーグルは、グーグルの進める「Project Treble(プロジェクト・トレブル)」について、強化・拡大に向けて協業すると発表した。

 プロジェクト・トレブルは、Android 8以降で取り入れられた仕組み。メーカーごとの独自実装と、OSシステムを切り離し、以前よりもバージョンアップしやすくする。

 今回の協業では、より多くのSnapdragon搭載デバイスが、最新のAndroidを利用できることを目指す。メーカーにとっては、クアルコムのチップセット固有のソフトウェアを変更せず、共通化されたAndroidソフトウェアブランチを利用してバージョンアップできるようになる。

 クアルコムでは、Snapdragon 888から、プロジェクト・トレブルを活用するSnapdragonプラットフォームに対して、4つのバージョンアップ、4年のセキュリティアップデートをサポートするという。