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クアルコムとルノーが戦略的提携、EV向けプラットフォームの共同開発など

 米クアルコムと仏ルノーグループは、両社の戦略的提携を拡大することで合意した。

 クアルコムグループは、ルノーが新たに設立する電力・ソフトウェア会社「Ampere(アンペア)」へ出資するほか、ソフトウェア定義型電気自動車(Software Defined Electric Vehicle)向けのアーキテクチャの共同開発を目指す。

提携の内容

 ルノーグループとクアルコム・テクノロジーズは、長期間の戦略的な提携関係を構築し、クアルコム・テクノロジーズまたはその関連会社がAmpereに出資する。出資比率などは明かされていない。

 このほか、クアルコムの「Snapdragon Digital Chassis」ソリューションを基にした、高性能なプラットフォームを、ルノーの次世代ソフトウェア定義型自動車向けに共同開発する。プラットフォームはデジタルコックピットや先進運転支援システム(ADAS)をサポートする。

 両社が開発する高性能プラットフォームは、クアルコム・テクノロジーズの自動車OEMパートナー向けに、2026年に提供される予定。