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富士通、マイナカードでの証明書コンビニ交付サービスを最長6月4日まで停止 一斉点検へ

 富士通japanは、マイナンバーカードを使った証明書交付サービスにおいて誤発行が相次いだ問題で、システムを一時停止して一斉点検を行うと発表した。サービスの停止はSaaS型サービスでは6月4日、オンプレミス型システムでは5月28日まで。同社のサービスを利用する全ての自治体が対象となる。

 一斉点検となるのは、マイナンバーカードを利用して証明書などの交付をコンビニで受けられる「Fujitsu MICJET コンビニ交付」。同サービスでは、別の人の証明書が交付されたり、抹消済みの印鑑登録証明書が交付されたりするなどの誤発行が相次いでいた。

 一連の誤発行問題を巡っては、総務省とJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)の要請でシステムの総点検が行われていたが、その後もトラブルが続き、河野太郎デジタル大臣はシステムの停止と再点検を要請していた。