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Wi2、デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」に高セキュリティWi-Fi接続機能を導入

 ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)とスポットツアーは、自治体などが地域の魅力発信と安心なWi-Fi通信環境を手軽に導入することを目的として、デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」に高セキュリティWi-Fiへの自動接続機能を実装した。

 「SpotTour」は、地域活性化を目的とした観光地ツアーを生成できるアプリとして、全国160以上の事業者が活用している。

 Wi2の高セキュリティWi-Fiに接続する機能を実装することで、アプリの機能と価値を高めるとともに、観光客に安心な通信環境を提供することで地域の観光活性化を推進するという。

提供の背景

 地域活性化施策を実施するにあたり、統計情報の分析の活用が効果的であるとされている。一方、地域における公共交通機関などでは、データの収集方法に課題がある。課題解決の方法として地域アプリの活用が挙げられるが、アプリを新規に制作する場合は、コストや利用者への周知などのハードルがある。

 課題を解決し、手軽に「データに基づく観光施策立案」を可能とするため、同社は「SpotTour」への高セキュリティWi-Fi自動接続機能を実装した。「SpotTour」アプリ内で生成した観光ツアー内のエリアで、Wi-Fiの利用データから得られる情報を統計的に活用し、観光導線の把握や時間帯における混雑の可視化が可能となるという。