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Wi2とUSEN ICT Solutionsがオフィス・店舗向けWi-Fiを提供、11月から

 USEN ICT Solutionsは、ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と連携し、オフィス・店舗向けWi-Fiサービス「USEN GATE 02 ビジネスWi-Fi(WI)」を11月1日より取り扱う。

 「USEN GATE 02 ビジネスWi-Fi(WI)」は、無線アクセスポイント1台から、IEEE802.1X認証(EAP-TTLS方式)のWi-Fi環境を導入できる、オフィス・店舗向けの高セキュリティWi-Fiサービスとなっている。従業員単位の接続認証に対応し、導入後の問い合わせや故障にも対応する。

 Wi2のWi-Fiプラットフォームが活用されており、サービス利用時に発行されるアカウントは、Wi2の公衆無線LANサービス「ギガぞうWi-Fi」で提供するWi-Fiスポットでも利用できる。

 初期費用は、Wi-Fi 5は1台あたり3万5000円、Wi-Fi 6は1台あたり6万5000円となる。月額利用料金は、Wi-Fi 5は1台あたり2200円、Wi-Fi 6は1台あたり2600円となる。

 サービス提供にあたり、Wi2が開発した新たな仕組みが導入されている。この仕組みでは、アクセスポイントが設置される場所だけではなく、Wi2がこれまで全国各地で整備してきた公衆無線LANスポット(スターバックスなどのカフェ、空港、駅など)でも、導入するアクセスポイントと同じIDで通信できる。

 各地のWi2のアクセスポイントを利用する際には、アカウントが必要となるが、一定数まで追加料金なしでアカウントが発行される。たとえば10人のスタッフを抱える小規模事務所で導入する場合、1台あたりの初期費用と月額費用がかかることになるが、外出先のWi2のWi-Fiを使うための費用は発生しないことになる。

【お詫びと訂正】
 記事初出時、「公衆無線LANスポットでも同じSSIDで接続できる」としていた箇所がありましたが、正しくは「SSID」ではなく「ID」です。お詫びして訂正いたします。