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長崎県でWi-Fiとアプリを活用したEBPM推進に向けた実証事業を開始

 ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)、長崎市中央地区商店街連合会、長崎サービスアンドディベロップメンツ、Oxyzen、レイ・フロンティア、スイッチスマイル、ゼンリンは、長崎県の観光分野におけるEBPM推進に向けて、提供中のサービスを活用・連携することで得られるデータの有効性を検証する事業を今年度中に開始すると発表した。

 EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)とは、証拠に基づく政策立案のことを指す。

 長崎市内では無料(フリー)Wi-Fiサービス「Nagasaki City Wi-Fi」および「Nagasaki Free Wi-Fi」、観光型MaaSアプリ「STLOCAL」が提供されている。

 本事業では、これらフリーWi-Fiが利用可能なスポットに、「STLOCAL」アプリで自動接続できるSSIDを追加することで、ユーザーの利便性向上をはかりつつ、安全なネット接続環境を提供する。また、アプリ利用者の位置情報とWi-Fiサービスから得られる接続情報を活用し、観光政策推進に活かせる仕組みを構築する。