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mineoが本日22日から月額250円の新料金「マイそく スーパーライト」提供開始、「ドコモ回線のeSIM」も
2023年2月22日 00:00
オプテージのMVNOサービス「mineo」で、本日22日から新料金プラン「マイそく スーパーライト」や、NTTドコモ回線(Dプラン)のeSIMサービスの提供が開始される。
マイそく スーパーライト
新料金プランの「マイそく スーパーライト」は、月額250円で、音声通話や最大32kbpsのデータ通信を利用できる。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのいずれかから選べる。
通信速度を大きく抑えつつ、割安な料金プランにすることで、障害時に予備の携帯電話回線を持ちたい人、あるいは音声通話をメインに使っている人に向けた料金プランと位置づけられている。
高速通信を利用したい場合は、オプションとして提供される1回330円の「24時間データ使い放題」を利用することもできる。
ドコモ回線のeSIM
eSIMは、回線のユーザー情報などのデータをスマートフォンに取り込んで利用できるSIMのひとつ。これまでの物理SIMでは、回線契約後、物理SIMを受け取る必要があったが、eSIMではユーザーが事業者から発行される二次元コードの読み込みなど作業することですぐに回線が利用できるようになる。急遽SIMが必要になった場合でも、最短即日で開通できるという。
また、iPhoneなど物理SIMスロットが1つしかない端末でも、eSIMでのデュアルSIM対応端末であれば、デュアルSIMで端末を利用できる。
申し込みから設定まで
eSIMで回線契約するには、まずeSIMが利用できるスマートフォンが必要。mineoサービスサイトでは、eSIM対応のAndroidが多数ラインアップされており、「eSIM対応」と記載があるスマートフォンを選んで通信契約と同時に購入できる。もちろん、手持ちにiPhone(iPhone XS/XS Max/XR以降)などeSIM対応端末があればそれを利用できる。
また、音声通話やSMSを利用する際、本人確認が必要となるが、eSIMで音声通話/SMSを利用する際は、オンラインによる本人確認(eKYC)が必要となる。その際の本人確認書類は、運転免許証や個人番号カード(マイナンバーカード)、在留カードのみ利用できる。
なお、既存のmineoユーザーが、物理SIMからeSIMに変更することもできる。
契約/変更手続きを済ませたら、mineoマイページの「契約内容照会」ページから「eSIMプロファイル」情報を確認できる。ページには二次元コードとアクティベーションコードが表示される。パソコンやほかのスマートフォンで確認できる場合は、回線を利用するスマートフォンの設定アプリからQRコードを読み込むことでeSIMの設定が完了できる。回線を利用するスマートフォンで表示させている場合は、アクティベーションコードをコピー&ペーストすることでeSIMの設定ができる。
なお、mineoでは物理SIM/eSIMともにネットワーク設定(APN設定)が別途必要となる。