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楽天モバイル、一部ユーザーの「Rakuten Hand 5G」で再起動を繰り返す事象

「Rakuten Hand 5G」

 楽天モバイルは、同社独自のスマートフォン「Rakuten Hand 5G」の一部のユーザーについて、端末がリカバリーモードに入り、再起動を繰り返す事象が発生していることを明らかにした。

 今回の事象が確認されているのは、グーグル(Google)の「Google Play開発者サービス」の特定のバージョンを「Rakuten Hand 5G」にインストールしているユーザー。「Google Play開発者サービス」は「Google Play」アプリの更新に使用されるソフトウェアで、事象の原因となっているバージョンの「Google Play開発者サービス」の配信は停止されている。

復旧方法は2つ

 まず試すべき復旧方法として案内されているのは、「Google Play開発者サービスのアップデートのアンインストール」。事象が発生したあとの画面で「Try again」を選択すると、端末が再起動する。

 その後、ホーム画面またはステータスバーの設定アプリを選択し、「アプリと通知」→「xx個のアプリをすべて表示」→「Google Play開発者サービス」(「Google Play services」と表示される場合もある)と進む。その後、右上のメニューから「アップデートのアンインストール」→「OK」を選択する。なお、端末の再起動後の手順について、30秒弱で再度リカバリーモードに遷移してしまうため、手順は素早く完了させる必要があると案内されている。

 先述の手順で解消されない場合は、「ファクトリーデータリセット」が必要になる。事象が発生したあとの画面で「Factory data reset」を選び、次の画面で再び「Factory data reset」を選ぶ。操作のキャンセルはできず、eSIMを除く端末内のデータはすべて初期化される。製品の再起動後は、初期設定を行う必要がある。