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楽天モバイルの契約数は455万回線に、新料金プラン導入による影響は?

 楽天モバイルの回線契約数が、2022年9月末時点で455万回線になった。11日、楽天グループの業績発表で開示された。

 MNOとMVNOの合計契約数は、2022年9月末時点で518万回線。そのうちMNOの契約数は455万回線となり、前四半期の477万回線から、22万件、減少した。

楽天モバイルの回線数(単位:百万)
四半期Q1/22Q2/22Q3/22
MNO4.914.774.55
MVNO0.770.690.63
合計5.685.465.18

 楽天モバイルは、新たな料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の導入による直近の傾向として、「課金ユーザーの増加」「ARPU(ユーザー平均単価)の向上」「売上の増収」を挙げている。また、解約数は落ち着き、「Rakuten UN-LIMIT VII」発表前のレベルまで回復したという。11月に入ってから、契約数は純増したとされている。

 ARPU(ユーザー平均単価)は「Rakuten UN-LIMIT VII」発表前の2022年度第1四半期の837円と比較し、第3四半期では1472円となり、75.9%増加した。楽天モバイルは、ユーザーのデータ使用量の増加や「Rakuten UN-LIMIT VII」の“実質無料キャンペーン”の終了が、売上に貢献する見込みとしている。