ニュース
ソフトバンク、Apple Watch向けの国際ローミングサービス
2022年11月10日 11:07
ソフトバンクは、「Apple Watch」向けの国際ローミングサービスの提供を開始した。「Apple Watch モバイル通信サービス」(4年間基本料無料、49カ月目以降は月額385円)への加入は必要となっている。
9月8日(日本時間)に開催されたアップルの発表会で、Apple Watch Series 8の国際ローミング対応が案内されていた。国内の携帯電話事業者としては、ソフトバンクが初めて提供することになった。
対象地域では、Apple Watchでの通話やデータ通信を利用できるようになる。利用する際には、iPhone の「世界対応ケータイ」への加入が必要。なお、Apple Watch宛のSMS/MMSは提供されない。
発表時点で利用できる国は米国、韓国、台湾、タイなど。今後も順次拡充される。米国滞在時には、「アメリカ放題」が適用される。アメリカ放題では、Apple Watchでのデータ通信や、日本・米国向けの通話は無料。その他の国・地域向けの通話は1分210円かかり、親回線の利用分として算定される。
米国以外の地域向けでは、「海外あんしん定額」や「海外パケットし放題」を利用することになり、各国の事業者ごとに設定された通話料・通信料がかかる。ただし、「海外あんしん定額」については、2023年3月14日まで、親回線の利用開始に関わらず、データ通信料が無料になる。
国・地域 | 現地通信事業者 |
カンボジア | Smart Axiata |
スリランカ | DIALOG |
タイ | AIS |
True Move H | |
韓国 | SK Telecom |
香港 | CSL |
台湾 | Taiwan Mobile |
アメリカ | AT&T |
Verizon Wireless | |
T-Mobile USA | |
アラスカ | AT&T |
Verizon Wireless | |
ハワイ | AT&T |
Verizon Wireless | |
T-Mobile USA | |
バージン諸島(アメリカ領) | AT&T |
T-Mobile USA | |
プエルトリコ | AT&T |
T-Mobile USA |
対応機種は、「Apple Watch」のSeries 5以降、Apple Watch SEシリーズ、Apple Watch Ultra。watchOS 9.1にバージョンアップしておく必要がある。
対応製品
- Apple Watch Ultra
- Apple Watch Series 8
- Apple Watch SE(第2世代)
- Apple Watch Series 7
- Apple Watch Nike Series 7
- Apple Watch SE(第1世代)
- Apple Watch Nike SE
- Apple Watch Series 6
- Apple Watch Nike Series 6
- Apple Watch Series 5