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「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」「Pixel Watch」実機写真一気に紹介
2022年10月7日 21:22
7日、グーグル日本法人は発表されたばかりの「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」「Pixel Watch」を紹介する報道関係者向け説明会を開催した。
会場では、さっそく実機に触れることができた。13日に発売される「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」「Pixel Watch」を一挙、写真でご紹介しよう。
Pixel 7 Pro
超解像による30倍ズームなどが特徴となる「Pixel 7 Pro」。手に取るとメタルボディの重みと剛性感が伝わる一方、つやのある滑らかな表面で、柔らかで品の良さを印象づける。
ディスプレイ周辺の縁は狭く、ホールパンチのインカメラはあまり目立たない。側面は四方いずれも金属感を伝える仕上げで、USB-C端子やSIMカードスロット、ボタンなどがそれぞれの面に配置されている。
カメラ周辺のバー型デザインは、Pixel 6シリーズから継承する格好となる。Pixel 7 Proでは望遠カメラもあってか、カメラバーの存在感はひときわ大きい。とはいえ、ケースを装着して使うなら、あまり気にならないポイントかもしれない。
Pixel 6 Proでは最大20倍だった超解像ズームは、Pixel 7 Proで最大30倍になった。満月やヘリコプターなどを見かけると、つい撮ってしまう筆者のような人には、満足度を高めてくれる機能だ。
「Pixel 7 Pro」のカメラ機能で、もうひとつ、特筆すべき新しい要素はマクロフォーカスという機能だ。被写体に最短3cmまで近づき、マクロ撮影を実現する。
Pixel 6 Proでもある程度、近づいて撮影することは可能だったが、手元のものを撮影するときに便利。
「近くのものなんて撮らない」と思われるかもしれないが、ズームとマクロが強化されたことで、「近くても遠くても、被写体までの距離を気にせず撮れる」という体験が強化されたことは、「Pixel 7 Pro」の利点のひとつに挙げたい。じっくり使って、あらためて確かめたいポイントだ。
ホーム画面やアプリ一覧、カメラのユーザーインターフェイスは、従来から大きな変化はない。Androidはメーカーによってカメラアプリのホーム画面やカメラのUIは異なるところもあるが、どちらかと言えば、Pixelシリーズ(Android)の操作やカメラの操作感は、iPhoneとずいぶん近しくなってきた。
Pixel 7
望遠レンズはないものの、どっしりしたカメラバーを備える「Pixel 7」は、Pixel 7 Proと比べ、やや軽く感じるが、こちらも上質な印象を与えてくれる。
Android 12で導入され、Android 13にも継承されたデザインコンセプト「Material You」を活かし、アイコンなどのカラーがボディカラーにあわせたものになっているのは、ちょっとうれしいポイント。ハードとソフトの一体感がこうした演出の積み重ねもあって、もたらされている。
Pixel Watch
グーグル初のスマートウォッチ「Pixel Watch」は日本でも13日に発売される。
Wear OSを搭載するほかのスマートウォッチはあるが、Pixelブランドを冠する「Pixel Watch」への注目度は高い。
日本のユーザーにとって、嬉しい点のひとつは、Suicaが利用できること。利用する際には、事前にスマートフォン側で設定し、利用時には画面側をリーダーライターにかざす。
Pixel Watchからはスマートフォンのカメラを操作してシャッターを押したり、Google Homeアプリでスマート家電を操作したりできる。
Androidスマートフォン側で「タイル」を設定すると、Pixel Watchの画面を左から右へフリックすると、タイルが表示される。
画面を上にしてリュウズ(クラウン)を真横から見た場合、右横にあるボタンを押して、最近使ったアプリを呼び出せる。リュウズではメインメニュー(アプリ一覧)を呼び出し、リュウズを回転してアプリを選ぶ。
リュウズの左横にあるボタンは、バンドを外すためのもの。押してからバンドとPixel Watch本体をずらすようにすれば、バンドがはらりと外れる。