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シャープから「AQUOS sense7 plus」、120fpsの動画再生や高音質スピーカーも搭載

 シャープは、Androidスマートフォン「AQUOS sense7 plus」を発表した。

 AQUOS sense7 plusは、動画視聴を重視したスマートフォン。基本的なスペックは、姉妹機の「AQUOS sense7」と共通しているが、ディスプレイサイズが6.4インチと大きくなっているなど、動画視聴に向けた仕様となっている。

なめらかな映像と高音質を実現

 映画など多くの映像のフレームレートが24~30fpsとなっている中、独自のチップを搭載したことにより、フレーム補間を実現した。これにより最大で120fpsまでフレームレートを向上させられるため、よりなめらかな映像を視聴できる。

 著作権保護されたコンテンツにも対応しており、各ストリーミングサービスの映像にもフレーム補間を適用できるという。IGZO OLEDディスプレイで色表現は10億色に対応、最大輝度は1300nitとなっている。

 また、本体上下に位置するステレオスピーカーを搭載。大口径かつ大振幅で豊かな低音域を実現した。ボックス構造を採用しており、左右の音が干渉しにくくなっており自然でクリアなサウンドを楽しめるという。

AQUOS sense7と同等のカメラ

 カメラは、AQUOS sense7と同等のものを搭載する。23mmの広角カメラと15mmの超広角カメラの二眼構成でそれぞれ、50.3MPと8MPでF値は1.9と2.4。通常の撮影では、ピクセルビニングを通じて12MPのサイズで撮影する。

 「セマンティックセグメンテーション」技術により捉えている被写体を認識。的確な画像処理を実現した。

主なスペック

 ディスプレイサイズは6.4インチ(FHD+)。6GBのメモリーと128GBのストレージを備え、1TBまでのmicroSDカードに対応する。チップセットにはクアルコムの「Snapdragon 695 5G」を採用した。

 アウトカメラは、50.3MPの広角カメラ(F1.9、23mm)と8MPの超広角カメラ(F2.4、15mm)を備える。全画素PDAFに対応しており、AQUOS R7の技術を投入した画質エンジン「ProPix4」を搭載。

  バッテリー容量は5050mAh。3.5mmのヘッドホンジャックを備える。アウトカメラ下にFeliCaを搭載しており、生体認証は指紋センサーに加えてマスク対応の顔認証を備え、IP58相当の防水防塵のほか、米国防総省が定める16のMIL規格に準拠する。

【お詫びと訂正】
 記事初出時、15のMIL規格に準拠するとしていましたが、正しくは16です。お詫びして訂正します。