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アップルが「iPhone 14」発表、6.1インチでA15 Bionic搭載

 米アップル(Apple)は、iPhoneの新モデル「iPhone 14」を発表した。9月9日午後9時より予約を受付開始し、9月16日に発売する。

 Apple Storeでの販売価格は、128GBモデルが11万9800円、256GBが13万4800円、512GBが16万4800円。

Apple、iPhone 14/14 Plusを発表

 カラーバリエーションはブルー、パープル、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの5つ。

カラーバリエーション

ディスプレイ

 ディスプレイサイズは前モデルのiPhone 13と同様の6.1インチ、Super Retina XDRディスプレイで、ドルビービジョンに対応する。ピーク輝度は1200ニト、コントラスト比は200万対1。

 ディスプレイサイズはiPhone 13と同様だが、大きさはiPhone 13の146.7×71.5×7.65(mm)から、iPhone 14では146.7×71.5×7.80(mm)へと厚みが増している。

カメラ

 カメラはメインと超広角のデュアルカメラで、メインカメラの画素数は1200万画素。ピクセルサイズは1.9μに大型化され、F値は1.5。超広角レンズのF値は2.4。

 フロントカメラはトゥルーデプス(TrueDepth)カメラを搭載し、F値は1.9、明るさが足りない場所での撮影を38%改善しているほか、オートフォーカス機能にも対応する。

 低〜中照度の環境でもより多くの、より明るい色を再現できる「Photonic Engine」に全てのレンズで対応する。

カメラも進化

 ビデオ撮影時は、新たにアクションモードに対応する。アクションモードを有効にすると、ジンバルなどの外部機器を使わなくても、手ぶれの少ない動画を撮影できる。

 ビデオ再生時間はiPhone 13の最大19時間から最大20時間へ、ビデオのストリーミング再生は最大15時間から16時間、オーディオ再生は最大75時間から最大80時間へそれぞれ延長されている。

仕様面

 チップセットにはA15 Bionicを搭載する。GPUのコア数はiPhone 13シリーズの上位モデル「iPhone 13 Pro」と同様の5コアに強化されている。また、充電用の端子はLightning端子となる。

 緊急時の機能として、自動車などでの衝突事故の検出機能や、衛星経由での緊急SOSに対応している。衝突事故を検出すると、警察や消防などの緊急通報サービスや、緊急連絡先に自動で連絡が行える。iPhoneとApple Watchを両方持っている場合は、両方のデバイスが連携して救助を要請できる。