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サムスン、「One UI 5」β版を一部地域で配信開始

 サムスン電子(Samsung)は、Galaxyスマートフォンに搭載している「One UI」の次期バージョン「One UI 5」のβ版を、海外の一部地域で配信開始した。

Galaxy S22シリーズ向けに「One UI 5」のβ版が提供開始

 対象となる機種は、Galaxy S22(S22/S22+/S22 Ultra)で、韓国、米国、ドイツのGalaxyユーザーがダウンロードできる。これらの地域以外でも今後数カ月以内のリリースを予定しているという。

「One UI 5」の新機能

 「One UI 5」では、スマートフォンをより好みのカスタマイズで使えるようになる。具体的には、壁紙にあわせた16種類のカラーテーマが選べるほか、ホームスクリーン、アイコン、クイックパネルに適用されるカラーオプションが12追加され、好みのスタイルでスマートフォンを使用できる。

 ホームスクリーンでは、同じサイズのウィジェットを1つの場所に重ね、スワイプ操作でウィジェットを切り替えることでホームスクリーンのスペースを節約できる。

 言語関連では、使用する言語をアプリケーション毎に設定できる。新しい言語を学習している場合や、多言語を使用している場合など、アプリ毎に異なる言語を利用したいケースに役立つ。

 写真や動画関連では、ProモードおよびPro Videoモードに、さまざまなレンズや機能を使って撮影するための新しいアイコンが表示され、クオリティの高い写真やビデオ撮影がしやすくなる。また、ズーム倍率を片手でスムーズに変更できるようになる。たとえば、Galaxy S22 Ultraでは超広角レンズを使う0.6倍から、望遠レンズを使う最大倍率の100倍ズームまで、カメラアプリ上のズームバーをスライドする操作で設定できる。

 通知関連では、アプリの通知をより簡単にブロックでき、ユーザーに直接関係する通知のみを受け取りしやすくなる。

 新しいダッシュボードでセキュリティに関する状況を確認できるほか、問題がある場合は問題を修正する方法も提示される。