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Google Workspace、Gmailの検索結果を機械学習で改良

 Google(グーグル)は、グループウェア「Google Workspace」向けに、Gmailの検索機能と検索候補表示に関するアップデートを実施した。機械学習モデルを更新することで、より正確かつ状況にあわせた検索候補を表示するという。

 一例として、連絡先は名字(姓)よりも名前(名)やメールアドレスと一致する可能性が高い候補を上位表示したり、Gmailを利用してやりとりする頻度が高い同僚などを、リストの上位に表示したりする。

 これらのアップデートは自動で適用されるため、管理者が設定などで機能を有効にする必要はない。また、利用者側も特別な設定変更などを行わずに利用できるようになる。

 7月27日にリリースされたこの機能は、同日から15日以内に順次利用可能となる。

 Google WorkspaceのBusiness Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus、Frontlineと、非営利団体向けプログラムおよび個人ユーザーが利用できる。

 Google WorkspaceのEssentials、Enterprise Essentialsおよび、従来のG Suite BasicとBusinessの利用者は利用できない。