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シャオミのブランド「POCO」っていったい何? そのコンセプトと歩みとは

 日本上陸が噂されている、シャオミ(Xiaomi)のブランド「POCO」。本誌では13日、「POCO Japan」のTwitterアカウントによる新製品の発表予告を紹介した。

 6月23日19時には、新製品が発表されるとのことで、あわせて「映像配信」と添えられており、イベント形式での発表が期待される。

「POCO」のグローバルサイトより

 とはいえ、「POCO」というブランドを初めて知った人も多いだろう。

 「POCO」は、シャオミ(Xiaomi)から生まれたブランドとして、最初の製品となるスマートフォン「POCO F1」を2018年にリリースした。同モデルの出荷台数は、実に220万台以上となっている。

 2020年には世界中で900万台以上のスマートフォンを出荷し、3年間で35以上の市場で製品を展開してきた。本誌連載「モバイル CATCH UP」でも過去に触れたように、当初はインドで製品が発売された。

 「POCO」が掲げる哲学は、「Everything you need, nothing you don't」。ユーザーが求めるものはすべて提供し、そうでないものは提供しないという意味になり、ユーザーの立場を重視していることが読み取れる。

 「POCO」の製品ラインアップに加え、セールスやマーケティングチームはシャオミから独立しているが、製造とアフターセールスについてはシャオミとリソースを共有しているという。

 グローバル向けの公式サイトを見てみると、鮮やかなイエローが目を引く。これまで「POCO」が発表してきたモデルの多くにも、本体カラーとしてイエローが採用されており、同ブランドのイメージカラーとも言える色になっている。