日本通信、ドコモに音声通信網の相互接続を申し入れ

　日本通信は、NTTドコモの音声通信網と日本通信の音声通信網の相互接続を申し入れしたことを発表した。

　日本通信は、携帯電話の基地局以外の機能を全て保有することで、MNOと同一のサービス提供能力を持つ「ネオキャリア」を目指すという。

　同社によると、データ通信網の相互接続は2007年の総務大臣裁定によって実現したが、音声通話網との接続は、携帯電話番号に関する規制の問題により実現できていない。しかし、2021年12月に総務省情報通信審議会で、MVNOに対して携帯電話番号を付与する方針が示されている。

　携帯電話番号が直接MVNOに付与されることで、これまでやりたくてもできなきなかった様々なサービスを開発し、提供する自由が得られるという。