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日本通信がHLR/HSSの自社保有決定、音声相互接続をドコモに申し入れ

 日本通信は、HLRやHSSと呼ばれる加入者情報管理装置の自社保有を決定し、NTTドコモに音声網の相互接続を申し入れると表明した。

 同社はこれまでも、2011年7月と2014年2月に、HLR/HSSの接続をドコモに申し入れている。2015年9月にはソフトバンクに対し、HLR/HSSの接続を申し入れている。

 日本通信は、総務省のタスクフォースにおいて、HLR/HSSのMVNOへの解放が議論されていることを受け、HLR/HSSの自社保有を決定した上で、キャリアに音声網の接続を正式に申し込むとしている。

 日本通信では、HLR/HSSの自社保有と接続が実現すると、VoLTEを含む音声通話の定額サービスが提供可能としているほか、訪日客向けのプリペイドの音声SIMなど、低廉で多様なサービスを実現できるとしている。

太田 亮三