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Androidスマホを決済端末に、ドコモの「iD」で実験

 NTTドコモは、AndroidスマートフォンをiDの決済端末として利用できる実証実験を開始した。

 今回は実証の一環として、日本カードネットワークが実証実験中の「Tap on Mobile」に対応する。店舗側がiDに対応するには、専用の決済端末などの購入が必要となるが、一般的なスマートフォンにTap on Mobileのアプリをインストールすることで、iDの決済端末として利用できるようになる。

 これにより、従来に比べてコストをおさえてiD対応が可能となり、さまざまな業種や業態においてiD決済を容易に導入できるようになるとしている。

 実施店舗は、Tap on Mobileを取り入れている一部の店舗。終了時期は未定とされている。

 ドコモによると、iD決済端末の設置台数は2022年3月末時点で185万7000台で、今後は従来の専用端末に加えてスマートフォンなどの汎用デバイスの利用も実現していくとしている。