NTT DOCOMO VENTURES DAYで欲しい機能を組み合わせられるバックオフィス用プラットフォーム「ジンジャー」

　NTT DOCOMO VENTURES DAY 2022においてjinjer（ジンジャー）は、バックオフィス用プラットフォーム「ジンジャー」を展示した。

　ジンジャーは、勤怠管理や給与計算、経費精算といった人事・経理業務を一元的に管理できるプラットフォーム。多くの人事用ソフトウェアは単一の機能として提供されているため、ユーザーは業務ごとにIDやパスワードを設定する必要があるほか、社員のマスターデータをソフトウェア別で管理する必要があり、異動や入退社などの情報を更新した際のヌケモレなどが発生する課題があった。

　ジンジャーの場合、社員の情報を格納するデータベースを中心に経費精算や労務管理などの機能がソフトウェアスイートとして提供される。利用する機能だけを選択して使うかたちで、紐づいている機能にデータベースからの社員情報の更新が反映されるため、ほかの製品のようにソフトウェアごとにデータを更新する作業が不要になる。途中で新たな機能を追加しても社員のデータは連携されるという。

　導入している企業は社員10人ほどから数千人程度まで幅広く、さまざまな業種で取り入れられており、企業規模や業種にとらわれず使いやすいとアピールする。