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シャオミ「Redmi Note 10T」、先代モデルの「Note 9T」からどこが変わった?

 シャオミ(Xiaomi)が4月に発売した、国内向けAndroidスマートフォンの新製品「Redmi Note 10T」。防水やおサイフケータイ対応の5Gスマートフォンとして、オープンマーケット版に加えてソフトバンクからも発売された。

 本記事では、Redmi Note 10Tと、同じく5G対応で2021年2月に発売された先代モデル「Redmi Note 9T」とで、主要なスペックを比較してみた。

左:Redmi Note 10T(ソフトバンク版)、右:Redmi Note 9T

主要なスペック比較表

機種名Redmi Note 10TRedmi Note 9T
チップセットQualcomm Snapdragon 480 5GMediaTek Dimensity 800U
ディスプレイ6.5インチ FHD+(2,400×1,080)6.53インチ FHD+(2,340×1,080)
サイズ約163mm×76mm×9.0mm約162×77×9.1mm
重量約198g約200g
メモリー(RAM)4GB4GB
ストレージ(ROM)64GB(microSD 最大1TB)64GB/128GB(microSD 最大512GB)
アウトカメラメインカメラ: 約5,000万画素
深度カメラ: 約200万画素
メインカメラ: 約4,800万画素
マクロカメラ: 約200万画素
深度カメラ: 約200万画素
インカメラ800万画素1,300万画素
バッテリー5,000mAh(18W充電対応)5,000mAh(15W充電対応)
防水・防塵IP68非対応(防滴ナノコーティング)
SIMカードnanoSIM/eSIMシングルSIM+microSD
認証指紋認証、顔認証指紋認証、顔認証
おサイフケータイ対応対応
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/acIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.15.1

サイズ

 Redmi Note 10Tは6.5インチのFHD+ディスプレイ(2400×1080)、Redmi Note 9Tは6.53インチのFHD+ディスプレイ(2340×1080)を備える。

 本体サイズは、Redmi Note 10Tが約163×76×9.0mm(重量は約198g)で、Redmi Note 9Tが約162×77×9.1mm(同約200g)。先代モデルと比べてわずかに軽くなった。

チップセットやメモリー、ストレージ

 チップセットは、Redmi Note 10Tがクアルコムの「Snapdragon 480 5G」を搭載。Redmi Note 9Tは、メディアテック(MediaTek)の「Dimensity 800U」を搭載する。

 メモリー(RAM)およびストレージ(ROM)の構成として、4GBのメモリー、64GBのストレージの組み合わせは共通。ただし、Redmi Note 9Tは128GBのストレージを備えたモデルもラインアップする。

 また、microSDによって拡張可能な容量には差異があり、Redmi Note 10Tは最大1TB、Redmi Note 9Tは最大512GBとなっている。

Redmi Note 9T

カメラ

 アウトカメラは、Redmi Note 10Tが2眼構成。メインカメラが約5000万画素、深度カメラが約200万画素となっている。インカメラは800万画素。

 Redmi Note 9Tは、3眼構成のアウトカメラを備える。約4800万画素のメインカメラと約200万画素の深度カメラに加え、約200万画素のマクロカメラを搭載している。インカメラは1300万画素。

バッテリー

 バッテリー容量はどちらも共通で、5000mAhの大容量バッテリーを備えている。

 ただし、急速充電の速度に差異がある。Redmi Note 10Tは最大18Wの充電に対応し、Redmi Note 9Tは最大15Wの充電をサポートする。

おサイフケータイ

 Redmi Note 10T、Redmi Note 9Tのどちらもおサイフケータイをサポートする。

 防水防塵の等級は、Redmi Note 10TがIP68。一方、Redmi Note 9Tは防水防塵に非対応(防滴ナノコーティング)となっている。

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