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ノキア、楽天シンフォニー「Symworld」にクラウド用コアネットワークソフトを提供

 ノキアは、楽天シンフォニーの携帯電話ネットワーク向け管理ツール「Symworld」向けに、クラウドネイティブのソフトウェアを提供する。

 第4の携帯電話事業者として、日本で携帯電話サービスを開始した楽天モバイルは、“完全仮想化ネットワーク”を特徴のひとつとしている。その楽天モバイルの設備のうち、IMS(IP Multimedia Subsystem)、IoTプラットフォームなどはノキアの製品が選定されている。

 楽天モバイルの完全仮想化ネットワークをもとに、ほかの携帯電話会社へ通信プラットフォームを提供する企業として、楽天シンフォニーが昨夏、設立された。楽天の完全仮想化ネットワークを管理するツールであるSymworldにもノキアがクラウドネイティブのソフトウェアが提供されることになった。

 Symworldでは、マーケットプレイス機能も用意されており、承認されたアプリは、Symworldの顧客企業が利用でき、ワンクリックで自社ネットワークへ導入できる。ノキアのソフトウェアも、Symworldマーケットプレイス上で提供されることになる。