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KDDI、メタバース「バーチャル大阪」を28日より本格展開

 KDDIは、大阪府と大阪市とともに、都市連動型メタバース「バーチャル大阪」を28日から本格展開する。新エリアが追加されるほか、各種ライブイベントが実施される。

 「バーチャル大阪」は、2021年12月にプレオープンした都市連動型メタバース。同メタバースでは28日より、2025年開催の大阪・関西万博に先がけて「新市街」エリアが新たに追加される。

 「新市街」エリアは、道頓堀や大阪城、梅田スカイビルといった大阪市をモチーフにした仮想空間。同エリアでは、音楽ライブやアニメとのコラボレーションイベントや、実際に買い物ができるバーチャル商店街のオープンを予定しているという。

 また、「バーチャル大阪」では、エリア内の特設会場にて複数のライブイベントが実施される。3月12日には複数のVTuberによる「auじぶん銀行 Presents VIRTUAL MUSIC LIVE」が、3月下旬にはHalf time Old・もーりーしゅーとなどが登場する「旅立つ君との超応援祭」が予定されている。

 3者は「バーチャル大阪」の本格展開により、大阪の都市の魅力を国内外に発信するほか、"City of Emergence(創発する都市)"をテーマに、大阪の新たな文化の創出・コミュニティの形成を図る。

 KDDIは「バーチャル大阪」を通して、実在都市とバーチャル空間が連動した大阪の都市の魅力や経済圏の拡張を目指すとしている。