Androidの2022年2月のセキュリティパッチ情報、セキュリティの脆弱性などを解消

　グーグル（Google）は、2022年2月付のセキュリティパッチで修正されたセキュリティに関する情報を公開した。セキュリティパッチレベルは「2022-02-01」と「2022-02-05」の2つ。

　最も深刻な問題として「システムコンポーネントの重大なセキュリティの脆弱性」が挙げられている。この問題では、「追加の実行特権を必要とせずに特権のリモート昇格につながる可能性がある」という。

　セキュリティパッチレベル「2022-02-01」では、フレームワークに関する5つの問題とメディアフレームワークの4つの問題、システムに関する6つの問題が修正される。

　セキュリティパッチレベル「2022-02-05」では、システムに関する1つの問題、アムロジックコンポーネントに関する1つの問題、MediaTekコンポーネントに関する5つの問題、Unisocコンポーネントの3つの問題、Qualcommコンポーネントの5つの問題、クアルコムのクローズドソースコンポーネントの6つの問題が修正される。

　なお、グーグルは、脆弱性の問題について「新しいバージョンのAndroidでは、機能強化によって、（問題の）悪用がより困難になっている」とし、ユーザーには可能な限りAndroidの最新バージョンにアップデートするよう促している。