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Androidの10月分セキュリティパッチ、システムの脆弱性などを解消

 グーグルは、Android向けに10月分のセキュリティパッチの情報を公開した。セキュリティパッチレベルは、「2021-10-01」「2021-10-05」の2つ。

 今回公開されたセキュリティパッチは、準備が整い次第、スマートフォンメーカーや携帯電話会社を通じて配信される見込み。

セキュリティパッチレベル「2021-10-01」

 セキュリティパッチレベル「2021-10-01」では、特権アクセスを持つローカルの攻撃者が機密データにアクセスできるシステムの脆弱性(CVE-2021-0643、重大度「高い」など)が修正されている。

 そのほか、Androidランタイムやフレームワークに関する脆弱性も修正された。

セキュリティパッチレベル「2021-10-05」について

 セキュリティパッチレベル「2021-10-05」では、特別に細工された送信を使用するリモートの攻撃者が、特権プロセスのコンテキスト内で任意のコードを実行できるシステムの脆弱性(CVE-2021-0870、重大度「致命的」)が修正されている。

 また、カーネルコンポーネントの脆弱性や、クアルコムのコンポーネントに関する脆弱性なども修正された。