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米GM、クアルコムの「Snapdragon Ride Platform」を次世代運転者支援に採用

 米GM(General Motors)は、次世代ハンズフリー運転者支援システム「Ultra Cruise(ウルトラクルーズ)」に、クアルコム(Qualcomm)の「Snapdragon Ride Platform」を搭載すると発表した。2023年以降に、電気自動車「Cadillac CELESTIQ」などで採用される。

 「Snapdragon Ride Platform」を採用した「ウルトラクルーズ」には、5nmチップセット「Snapdragon SA8540P」2つとAIアクセラレーター「SA9000P」1つが採用されており、ノートパソコン2台分程度の大きさでカメラ、レーダー、LiDARなどの処理に16コアCPUと300TOPSを超える高性能なAIの低遅延制御を提供するとしている。

 クアルコムのシニア・バイス・プレジデント兼自動車部門ゼネラルマネージャーのナクル・ドゥガル(Nakul Duggal)氏は、「自動運転システムに『Snapdragon SoC』を業界で初めて採用したGMと協力できたことに大変誇りを感じる。『Snapdragon Ride』を搭載した『Ultra Cruise』は、業界にとって体験的にも技術的にも飛躍的な進歩を遂げるでしょう」とコメントしている。