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ドコモ・バイクシェア、首都圏でシェアサイクル延長料金を免除、地震後から早朝のレンタル分で

 東京都内などでシェアサイクルを運営するドコモ・バイクシェアは、10月7日夜に発生した、千葉県北部を震源とする地震の発生を受け、シェアサイクルの延長料金を無料とする支援措置を実施した。

 地震発生後の10月7日22時41分~10月8日5時にレンタルを開始した利用分が対象となる。エリアは、東京自転車シェアリング(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区、渋谷区、中野区)、練馬区シェアサイクル、横浜コミュニティサイクル「baybike」、川崎バイクシェア。

 対象となるレンタルで発生した延長料金について、10月の利用分から減算する。利用者側での申告などは不要。

 ドコモ・バイクシェアでは、サイクルポート以外の場所に自転車がある場合、サイクルポートへの返却のほか、近隣で放置されている自転車を発見した場合には、ドコモ・バイクシェアまで連絡を呼びかけている。

 ドコモ・バイクシェアは2018年6月に発生した大阪北部地震でも同様の措置を行っている。同社によると、地震の最大震度やマグニチュードなど一定の基準に基づいて措置を行っているのではなく、災害の発生規模や発生状況を考慮した上で、都度対応を検討していくという。