グーグルから手ごろなワイヤレスイヤホン「Pixel Buds A-Series」、1万1900円で26日発売

　グーグルは、ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds A-Series」を、8月26日に発売する。予約は、本日18日から直販サイトで受け付ける。価格は1万1900円。

主な特徴

　Pixel Buds A-Seriesは、12mmのダイナミックスピーカードライバにより、豊かでクリアなサウンドが楽しめるワイヤレスイヤホン。「Pixel Buds」のデザインを受け継ぎながらも手ごろな価格を実現した一台として、米国ではすでに販売が始まっていた。

　イヤホン本体は最大5時間の音楽再生に対応し、充電ケースとの併用で最大24時間の音楽再生が可能になる。ケースの充電は、USB-C対応の充電ポートから行う。

　カラーはClearly WhiteとDark Oliveの2色。通信はBluetooth 5.0、防水性能はIPX4をサポートしている。S/M/Lの3種類のイヤーチップが付属する。

ビームフォーミングマイクで、クリアな通話音声を実現

　Pixel Buds A-Seriesは、話し始めたユーザーの声を集めるビームフォーミングマイクを2つ搭載している。

　これにより、たとえば同じ部屋で複数の人が話している時など、雑音が多い環境でもクリアな通話音声を実現する。

音量を自動調整する「アダプティブサウンド」

　「アダプティブサウンド」機能では、ユーザーが静かな場所から騒がしい環境に移動すると、自動で音量が調整される。

　この機能は突然の騒音に対する反応ではなく、周囲の環境音に対して音量を自然に調整するものとなっている。そのため、急に音量が変わることはない。

　また、手動で音量を調整した場合は一時的に機能が無効になり、ユーザーの設定が優先される仕組み。

タッチ操作に加え、イヤホン着脱の検知機能も

　Pixel Buds A-Seriesは静電容量方式タッチセンサーを内蔵しており、イヤホンをタッチするだけで再生や一時停止、スキップなどの操作を行える。

　また、シングルIR近接センサーを活用した装着検知機能により、ユーザーがイヤホンを着脱した際に、再生・一時停止を自動で切り替える。

Google アシスタントやリアルタイム翻訳で便利に活用

　Pixel Buds A-Seriesでは、音声アシスタント「Google アシスタント」が利用可能。「OK Google」と話しかけるか、左右どちらかのイヤホンを長押ししながら話すことにより、音楽の操作だけでなくメッセージの返信などもできる仕組みだ。

　また、「OK Google、〇〇語に翻訳して」と話しかけると、リアルタイム翻訳機能を利用できる。

　なお、Google アシスタントやリアルタイム翻訳機能を利用するためには、Android 6.0以降の端末やインターネット接続が必要になる。