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KDDI、東京・多摩に新たなネットワーク・サービスの運用拠点

 KDDIは、同社の通信ネットワークやサービスを監視・運用する新たな拠点を開設した。

 同社ではこれまで、東京・新宿や大阪に運用拠点を設けていたが、新宿の施設に代わる形で、東京の多摩地区に新施設を設置。しばらくは新宿の拠点も平行して稼働するとのことだが、その役割は多摩の新拠点に移行されるという。新拠点で運用・監視される対象は全国のネットワークだが、万が一、稼働できなくなった場合は、大阪にある施設がバックアップする。

 これまでは基地局、コアネットワーク設備などを主体として運用・監視が進められてきたが、今回の新拠点ではさまざまなサービスを統合的に運用・監視できるシステムが構築された。不具合検知~復旧までワンストップで対応できるという。

 監視室には2×20mという大型モニターが設置され、監視室内のメンバーが重要な情報をリアルタイムに把握できる。不具合発生時には、発生した場所の把握、復旧方法まで、自動的に判断してワンタッチで復旧できるという運用自動化基盤が新たに構築されている。