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ドコモ、AI電話サービスに自治体向けパッケージを提供開始――コロナワクチン受付などで活用

 NTTドコモは、AIで電話応対業務を自動化するソリューション「AI電話サービス」に、自治体向けパッケージを追加し、1日から提供を開始した。初期費用は100万円、最大同時接続数に応じて月額10万円~利用できる。

 会話のシナリオは、新型コロナウイルスワクチンなどの「予約受付」と、「健康観察・高齢者のみまもり」に対応したものをラインアップ。シナリオ作成の手間がなく、短納期で導入できる。

 たとえば、ワクチン予約の場面では、AI電話サービスが発信者と会話をしながら希望日や空き状況を確認し、予約受付を自動で完了できる。

 また、業務管理システムであるCRM(Salesforce)や業務プロセスを自動化するRPA(Winactor)と連携させることで、予約情報の管理や状況の可視化ができる。高齢者のみまもりの場面では、毎日の確認が必要なユーザーに自動で電話をかけ、体調の変化を日々確認し、経過観察できる。

シナリオのイメージ
予約受付
健康観察・高齢者のみまもり