ニュース

OPPOがカメラ機能が進化した「OPPO Find X3 Pro」「OPPO Reno5 A」SIMフリー版、その特徴は

国内SIMフリースマホ市場で3四半期連続首位

オウガ・ジャパン専務取締役の河野 謙三氏(左)と指原 莉乃(右)

 オウガ・ジャパンは25日に「OPPO 2021 新製品・新CM発表会」を開催し、「OPPO Find X3 Pro」と「OPPO Reno5 A」のキャリア版とSIMフリー版の国内販売を発表した。

 キャリアからの発売時期は、「OPPO Find X3 Pro」がauから6月下旬以降、「OPPO Reno5 A」はワイモバイルから6月上旬以降(予約は5月28日~)、楽天モバイルから6月中旬以降に発売する。

 SIMフリー版の希望小売価格と発売時期は「OPPO Find X3 Pro」が11万8000円で7月中旬以降(予約は7月6日~)、「OPPO Reno5 A」が4万8000円で6月11日(予約は6月1日~)。

 発表会冒頭では、同社専務取締役の河野 謙三氏からOPPOの日本国内での展望について語られたほか、プロダクトマネージャーの中川 裕也氏からは、両機種の特徴が紹介された。

参入3年で日本のSIMフリー市場でナンバーワン

専務取締役の河野 謙三氏

 「グローバル市場では、2021年3月時点で4億3000万人以上の方々に支持され、前年同期比64.5%の成長で世界のスマートフォン市場第4位になった」(河野氏)と、OPPOのグローバル市場での成長ぶりをアピール。

 日本でもSIMフリーAndroidスマートフォンでは3四半期連続でナンバーワンだったという。

 河野氏は、OPPOの4つのアルファベットを使い、「ユーザーに喜ばれる製品はどういうものか」を紹介。

 「“O”riginal」はグローバルモデルのみならず、その市場に見合うオリジナルモデルを提供し続けること。ほかの国で人気のある端末をそのまま販売するのではなく、日本ユーザーに使いやすいようゼロベースでの製品開発に注力するという。

 次に、「“P”eople」は、ユーザーの1歩先をいく評価を提供できるように、本質的なニーズに注目し調査し続けるとしている。

 3つ目に「“P”erformance」、「ユーザーのニーズに応えるだけでなく、ユーザーの感動や驚きをもたらすことを(製品づくりの)目的としている」(河野氏)。

 最後に「“O”nly」。OPPOにしかできないオンリーの体験を提供していくという。たとえば、今回の「OPPO Find X3 Pro」では、後述するロスレスの10億色データ処理機能や色覚多様性に対応するなど「テクノロジーがもたらす心躍る体験をすべての人に提供」する考えがあるという。

フラッグシップモデル「OPPO Find X3 Pro」

中川氏と「OPPO Find X3 Pro」
プロダクトマネージャーの中川 裕也氏

 「ベストを詰め込んだスマートフォン」(中川氏)というOPPOフラッグシップモデルは、デザイン、カメラ、ディスプレイ、急速充電を始めとしたパフォーマンスに優れたスマートフォンだという。

 デザインのモチーフは、「未来的な曲線を描く宇宙船」とし、カメラモジュールの巨大化で背面のデザインが損なわれているとの考えから、背面の統一感を出すため1枚のガラスで覆うデザインを採用。曲線美による未来的なデザインとなっている。

 このデザインは、権威あるレッド・ドットのプロダクトデザイン賞を受賞している。

 本体の重さも、フラッグシップモデルとしては軽量の193gに抑え、ポケットにも収まりやすいサイズ感、防水防塵性能もサポートしている。

 アウトカメラは、50MPの超広角カメラ、50MPの広角カメラ、業界初となる3MPの顕微鏡カメラ、13MPの望遠カメラという4眼構成。使用頻度の高い超広角と広角カメラは、ソニーと共同開発したイメージセンサーIMX766を採用。同じセンサーで同じ画素数と同じスペックの超広角と広角カメラの採用で、カメラを切り替えても色味や画質の低下がないという。

 3MPの顕微鏡カメラは30倍と60倍をサポート。ミクロの世界をかんたんに見ることができるという。

 また、目の前の光景をそのまま切り取ることを意識し、カメラ性能も進化させたという。たとえば、夕日の風景では、これまでの8bit1670万色での撮影では夕日のグラデーションが層に分かれて表現されてりまうが、Find X3 Proの10bit10億7374万色では色鮮やかにやわらかく表現できるという。

 色へのこだわりはほかにも、「10bitフルパスカラーシステム」により撮影からエンコーディング~デコーディングと表示まですべてのプロセスで10bitカラー処理を実現している。

 ディスプレイ性能も、搭載する6.7インチ有機ELディスプレイは、120Hz駆動対応で色精度はJNCD=0.4、ディスプレイメイトA+の評価を獲得している。

 また、色覚多様性ユーザーにも対応し、700以上の色表示パターンを内蔵することで、ほとんどのユーザーに対応できるとしている。

 本体の充電は、65WのSuperVOOCに対応しており、10分で約40%の充電をサポート。

 チップセットは、「Qualcomm Snapdragon 888」を搭載する。

 「OPPO Find X3 Pro」のカラーラインアップは、グロスブラックとホワイトの2色展開。

 価格は11万8000円で、7月中旬以降の発売を予定、予約は7月6日から受け付ける。

 auからは6月下旬以降に発売される。auでは、「OPPO Find X3 Pro」の購入で「OPPO Band Style」を購入者全員に進呈するキャンペーンを実施する。

カメラ体験を意識した「OPPO Reno5 A」

中川氏と「OPPO Reno5 A」

 「人は、カメラと前を向く。」というコンセプトの「OPPO Reno5 A」には、64MPのメインカメラと8MPの超広角カメラ、2MPマクロカメラ、2MPモノクロカメラのアウトカメラが搭載されている。

 歪の少ない超広角カメラで風景や集合写真をダイナミックに1枚に収められる。

 また、夜景をバックにしたポートレートモード「ネオンポートレート」やインカメラとアウトカメラを同時に撮影する「アウトイン同時動画撮影機能」を搭載し、動画撮影者も思い出の動画に参加できる。

 このほか、AIを活用したさまざまなモードで光のバランスを調整し、夜景や逆光、明るすぎる場面でも美しく撮影できる。

 チップセットは、「Qualcomm Snapdragon 765G」、メモリーは6GB、ストレージは128GBを搭載する。

 日本ユーザー向けに、IP68相当の防水防塵性能とFeliCa、おサイフケータイ機能をサポートする。

 カラーラインアップは、アイスブルーとシルバーブラックの2色展開。

 SIMフリー版の価格は4万3800円、予約は6月1日から受け付け、6月11日に発売開始する。

 ワイモバイルでは、5月28日から予約開始し、6月上旬以降に発売される。ワイモバイルでは、3000円分のPayPayボーナスが付与されるキャンペーンを実施する。

 楽天モバイルでは、6月中旬以降に発売され、OPPO Band styleも取り扱われる。

 また、両機種ともAndroid 11ベースのColorOS 11を搭載。高い安全性に加え、「スクリーンショットでの翻訳機能」、2つのアプリを同時に動かせる「フレックスドロップ機能」などをサポートしている。

 このほか、両機種とも画面割れ補償サービス「OPPO Care」も発表され、各端末の発売に合わせサービスを開始する。

クアルコムジャパン須永氏「日本ユーザーに素晴らしい5G体験を届けられる」

クアルコムジャパン代表社長 須永 順子氏

 発表会では、クアルコムジャパンの代表社長の須永 順子氏のビデオメッセージが放映された。

 須永氏は、両機種の発売により「日本ユーザーに素晴らしい5G体験を届けられる」とコメント。OPPOブランドでは、Qualcommの最新チップセットをいち早く導入し、市場に供給できていることは嬉しく、今後の日本での活躍を期待しているとコメントした。

Y!mobileオンラインストア
OPPO Reno5 Aの情報をチェック
楽天モバイルオンラインショップ
OPPO Reno5 Aの情報をチェック