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ドコモ、洗える国産スマホ「arrows Be4 Plus F-41B」5月28日発売

 NTTドコモは、2021年春夏モデルとしてFCNT製の4Gスマートフォン「arrows Be4 Plus F-41B」を5月28日に発売する。ドコモオンラインショップでの価格は2万1780円。

 スマートフォン初心者やミドルエイジでも使用しやすい「日本メーカーの洗えるスマホ」がコンセプトの「arrows Be4 Plus」は、抗菌ボディー仕上げで「アルコール除菌」や「ハンドソープ洗浄」に対応しており、清潔に使用できる。ボディの抗菌性能は、ISO22196の評価結果に基づきSIAAマークを取得している。アルコール除菌やハンドソープ洗浄は従来の富士通製スマートフォンも対応していたが、抗菌性能は今回が初対応。

 本体のインターフェースは、文字やアイコンが大きく見やすい「シンプルモード」を搭載。よく使う連絡先を登録できる短縮ダイヤルを搭載したシンプルな電話帳を採用している。スマートフォン初心者向けに操作方法を解説した「使い方ガイドブック」も配布される。

 本体は、ディスプレイパネルのすぐ裏にステンレスプレートを入れ、背面パネルもバスタブのような一体型の高剛性樹脂を用いるなどで耐衝撃性能を高め、画面割れにも強い仕上がり。高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させる試験をクリアしているほか、画面に強い力加わっても割れたり曲がったりしにくくなっている。発表会では画面中央に来場者が自由に荷重をかけられるような展示がなされていて、40kg近い荷重をかけてもびくともしないことが確認できた。

 頑丈さの規格であるMIL規格(mil-std-810G)にも落下衝撃や防水、高温低温など23項目で対応している。防水防塵はIPX5/8とIP6Xにも対応。

 また、本体には普段の買い物に便利な「FASTウォレット」を搭載。お店ごとによく使うポイントアプリや決済アプリを登録しておくと、アプリ起動時によく使う他のアプリアイコンが画面下部に出現し、アイコンのタップですぐに別のアプリに切り替えられる。

 このほかにもロック状態で指紋センサーをスライドさせるとよく使うアプリをすぐに起動できる「FASTフィンガーランチャー」、ロック画面の右下からスワイプすると素早く写真や音声、テキストでメモが取れる「FASTメモ」などの便利機能も搭載する。

 通話音の補正機能としては、従来から早口をゆっくりにする「ゆっくりボイス」などの機能を搭載してたが、本モデルでは「マスク着用モード」も搭載する。このモードはマスクを着用していると声がこもって聞こえにくくなる周波数帯の音を強くするもので、通話相手がマスクをしていても声を聞きやすくしてくれる。

 カメラはメインが1310万画素のシングル構成、インカメラは800万画素で上部フレーム内に搭載。機能面では、背面の指紋センサーのスライドでぼかしレベルの調整、長押しで撮影する機能を備えたほか、インカメラでの撮影時に、インカメラへ目線を誘導するアイキャッチアニメが再生される。

 ディスプレイは5.6インチのHD+解像度。バッテリー容量は3600mAh。プロセッサはSnapdragon 460でAndroid 11を搭載。メモリーは4GB、ストレージは64GBを搭載。最大1TBのmicroSDXCカードに対応。4G通信に対応する。

 指紋センサーは背面中央に搭載。本体左下の隅にストラップホールも搭載している。このほかにもおサイフケータイ、Radikoに統合されたFMラジオチューナーなど、基本的な機能をしっかり搭載しているほか、迷惑電話対策機能、迷惑メール判定機能、緊急時ブザーなどに対応している。

 本体のサイズは148×71×91mmで重さは約160g。

本体カラーは3色展開
ユーザーインターフェースや各種機能
強靭性や抗菌ボディなど