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ソニー、5G対応になった「Xperia 10 III」
2021年4月14日 16:35
ソニーは、Androidスマートフォン「Xpeira 10 III」を発表した。日本を含めた地域で初夏以降、発売される。
Xperia 10 IIIは、Xperiaのミドルクラススマートフォンとして初めて5Gに対応した。より多くのユーザーに5Gを体験してもらう「5G時代の新スタンダードXperia」と位置づけられる。
前モデルの「Xperia 10 II」はバッテリー容量が3600mAhだったのに対し、今回は4500mAhにアップした。同時に発表された「Xperia 1 III」と同じく3年使用してもおよそ80%の容量を確保できる長持ちバッテリーをアピールする。
ボディとディスプレイには、コーニング製の「Gorilla Glass 6」を採用。IP68相当の防水防塵性能を備え落としても割れにくく水濡れにも強い。
5G対応と大容量バッテリー搭載を果たしながらも、Xperia 10 IIに対して全長マイナス3mm、縦幅マイナス1mmの小型化を実現している。
HDRとDSEE Ultimateに対応
ディスプレイは、21:9のシネマワイド対応。HDR対応の有機ELディスプレイ。ソニーのテレビ「BRAVIA」で培った技術を取り入れた「トリルミナス ディスプレイ for mobile」により、没入感ある映像を楽しめる。
表示中のウィンドウの上にもうひとつのウィンドウを重ねて表示できるポップアップウィンドウ機能が利用できるようになった。また、フローティング機能によりアプリショートカットやマルチウィンドウへのアクセスもより簡単になった。この機能はXperia 1 IIIでも利用できる。
オーディオ面でも、DSEE Ultimateにより、CD音源などをハイレゾ相当で楽しめるようになった。また、3.5mmヘッドホンジャックをも備える。
ペットを認識できるカメラ
レンズは、8MP(超広角 16mm)、12MP(広角 27mm)、8MP(望遠 54mm)の3眼構成。広角レンズはF1.8かつノイズリダクション機能で夜景や暗い場所でも明るく綺麗な写真が撮影できるようになった。逆光に強いオートHDRにも対応した。
被写体やシーンを自動認識する「プレミアムおまかせオート」においてペット認識に対応。これにより動物を認識するとシャッタースピードとISO感度を自動調整、ペットの映像などをブレずに撮影できるという。
連写時でも、フレームごとに自動で明るさを調整。最高で毎秒10コマの撮影の中でも、失敗を低減する。
そのほかの仕様(グローバル)
出荷時に搭載されるOSは、Android 11。メモリーは6GBでストレージは128GB。チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 690 5G」。ミリ波には対応しない。
ディスプレイサイズは6インチ(FHD+)でHDR対応の有機EL。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色展開。