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メルカリが暗号資産事業参入、売上金をビットコインで受け取れる機能を検討

 メルカリは2日、子会社「メルコイン」を設立し、暗号資産/仮想通貨事業に参入すると発表した。

 同社は、暗号資産事業に参入することで、フリマサービス「メルカリ」における「ビットコインで売上金を受け取る機能」の提供や、「メルペイ」で与信や暗号資産の資産運用の機能などを提供していく方針。

 メルカリの100%子会社として設立される「メルコイン」は、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を事業とする。4月下旬に設立し、年内に事業を開始する。

 同社は、暗号資産事業参入について、日本国内でもさまざまな事業者が暗号資産交換業に参入いるなか、グローバル市場における決済や送金などさまざまな活用シーンをふまえ、日本国内においても新たなユーザー体験を提供できるという。

 また、価値交換を実現するブロックチェーンの技術に取り組むことで、NFT(Non-fungible token、非代替性トークン)など、サービスやデジタルコンテンツなどの価値を誰もが簡単に交換できる新しい取引の形を創出するなど、ユーザー体験の向上やユーザー基盤の拡大につなげていくとしている。