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Appleの独立系修理プロバイダープログラムが全世界に拡大、日本でも

 アップルは、米国や欧州、カナダで実施している独立系修理プロバイダーを支援する「Independent Repair Provider」プログラムについて、2021年内に世界200以上の国と地域で提供すると発表した。日本国内の事業者についても、申請受付を開始した。

 同プログラムでは、修理業を営む事業者に向けて、アップルが純正部品、専用器具、修理マニュアル、診断プロセスの提供を行うもの。同プログラムに参加する事業者では、正規サービスプロバイダやアップル直営店で実施されるものと同じ診断プロセスを提供できる。

 参加できる事業者の規模は問わないが、参加にはアップルの審査が必要。日本国内の事業者の場合同プログラムの参加には、「修理業の運営実績の証明」や「商業区域で歩いて入店できる場所への店舗設置」、「認定試験に合格した技術者が修理を担当すること」といった条件を満たす必要がある。

 参加申請は、日本や香港、台湾、マレーシア、ニュージーランド、トルコなどでは受付開始している。中国などでは2021年後半に開始する。