KDDIが東日本大震災を振り返る特設サイトを開設、災害に備えるスマホ活用術など

　KDDIとauコマース＆ライフは、東日本大震災から10年を迎えることにあわせ特設サイトを開設した。

　特設サイトでは、震災を通じてKDDIが支援してきた団体との取り組みを動画で紹介する。「au PAY マーケット」アプリのライブコマースサービス「ライブTV」では被災県産品の販売も行われる。また、災害時のスマートフォン活用術や災害の備えに役立つレシピを「DELISH KITCHEN」の動画で閲覧できる。

　KDDIは東日本大震災の発生以来、さまざまな被災地支援の活動を継続的に行ってきた。特設サイトでは、これまでに支援してきた団体のうち、いちご農家「一苺一笑（いちごいちえ）」と、スマート農業で無農薬野菜の生産や販売、加工を行う農産物栽培拠点「幸 滿つる 郷（さち みつる さと） KDDIエボルバ 野蒜（のびる）」について、震災から現在までの復興の軌跡を動画で紹介する。

　ライブTVでは、2021年3月9日18時30分より「一苺一笑」のいちごを紹介するとともに、生産者による復興への思いなどを配信する。「一苺一笑」のいちごは、au PAY マーケットで取り扱っている。

　このほか災害への備えとして、災害発生時の情報収集や連絡方法などにスマートフォンを活用する方法や、停電時に役立つポイントなども紹介。また、インスタント食品やレトルト食品などの加工食品をおいしく食べる方法や、非常時にも役立てられる料理方法を、DELISH KITCHENのレシピ動画で視聴できる。

　特設サイトを通じて、改めて被災地の方々への支援の輪を広げ、震災の風化防止や災害への備えについて考えるきっかけにしたいという思いが込められているという。特設サイトは2021年6月9日まで開設される。