ドコモ、デュアルスクリーン対応の「LG VELVET L-52A」を12月以降発売

　NTTドコモは、5G対応のAndroidスマートフォン「LG VELVET L-52A」を12月以降に発売する。画面内蔵専用ケース「LGデュアルスクリーン」にも対応する。

　単体で販売されるほか、ケース同梱版も用意される。一括の本体価格はケース付きが9万円前後、本体単体で7万円前後となる見通し。「スマホおかえしプログラム」適用時の価格はケース付きが6万円前後、本体単体で5万円前後。

　LG VELVET L-52Aは、LGエレクトロニクスが2020年5月に発表した新シリーズのAndroidスマートフォン「LG VELVET」の日本国内向けモデル。5G通信に対応するほか、画面内蔵の専用ケース「LGデュアルスクリーン」を装着することで、2画面のスマートフォンとしても利用できる。

　アウトカメラは約4800万画素のメインカメラ、約500万画素の深度測定カメラ、約800万画素の広角カメラという構成。3つのレンズを縦に並べた「レインドロップカメラ」形状を取り入れ、アンダーグラス加工によりカメラの突起を最小限に抑えたデザインを採用している。インカメラは約1600万画素。

　動画撮影時は、些細な音も逃さず収録できるという「ASMR録音」機能や、騒音の大きな場所でも周囲のノイズを低減する「ボイスアウトフォーカス」機能が利用できる。

　ステレオスピーカーを搭載し、再生するコンテンツに合わせた最適な音響効果が自動で適用される「LG 3Dサウンド」に対応する。

【お詫びと訂正 2020/11/06 17:11】
　記事初出時、インカメラがオートフォーカス対応としておりましたが、誤りです。お詫びして訂正いたします。

主な仕様

　重さは約180gで、本体の高さは167mm、幅は約74mm、厚さは約7.9mm。LGデュアルスクリーン装着時は、それぞれ309g、174mm、88mm、14.4mmになる。本体側面の丸みを帯びた「3Dアークデザイン」により、画面の大きさと持ちやすさを両立させたという。

　チップセットには、クアルコムの「Snapdragon 765G」を採用。

　メモリ（RAM）は6GBで、128GBのストレージ（ROM）を備える。最大1TBのmicroSDXCにも対応する。

　ディスプレイサイズは6.8インチで、有機ELを採用。解像度はフルHD+（1080×2460ドット）。HDRの再生にも対応する。

　バッテリー容量は4300mAh。5GのSub6に対応しており、下りの速度は最大2.1Gbps、上りは218Mbps。LTEでは下り1.1Gbps、上り131.3Mbpsとなる。ミリ波には非対応。

　おサイフケータイや防水・防塵に対応するが、ワンセグ/フルセグは搭載しない。ただし、LGデュアルスクリーン側は防水・防塵には非対応になる。

　カラーバリエーションはオーロラグレーとオーロラホワイトの2色。LGデュアルスクリーンも、それぞれの本体色に合わたものが付属する。OSにはAndroid 10を採用するが、Android 11へのアップデートも予定されている。