ニュース

5Gで低遅延の照明演出を実証実験、ドコモとパナソニック

 NTTドコモとパナソニックは、10月10日~11日に、品川区の天王洲キャナルイーストで開催されるイベント「キャナルアートモーメント品川 2020」にて、5Gを活用した空間演出の実証実験を実施する。

 会場では、「低遅延」である5Gを活用し、パナソニックのエリア価値創造サービスの実証実験を行う。5G通信とドコモオープンイノベーションクラウドを活用した照明制御により、音響と照明の連動がよりスムーズになるという。会場全体がライブステージのような空間になり、非日常的な体験を演出する。

 なお、同イベントは、台風14号の接近に伴い、オンラインでのみ参加できる。

 また、AIによる群衆計測技術を使って会場の混雑度を検知する。ドコモオープンイノベーションクラウドを活用し、人の滞留や誘導、分散促す照明演出を行う。

 これにより、セキュアでタイムリーな賑わい創出や快適な移動と回遊の促進、密の回避を図る。今回の実験では、施設への誘導やコロナ禍での密回避を想定し、証明が人の行動に働きかける効果の検証を行う。