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UQ mobile、信用情報の誤登録が判明――最大約1万2000人の与信判断に影響

 UQコミュニケーションズは、端末を分割払いで購入するなどで割賦販売契約で契約するユーザーに関して、指定信用情報機関への信用情報の誤登録があったと明らかにした。最大1万2176人に他社の与信判断に影響を与えた可能性があるとしている。

 誤った情報が信用情報機関に登録されていた期間は、2018年1月~2020年9月。

 同社では、毎月の割賦代金の支払い遅延が発生した際に、指定信用情報機関「シー・アイ・シー(CIC)」に支払い遅延の情報を登録している。今回、一部のユーザーについて支払遅延情報を誤ってCICに登録していたという。

 CICを利用する加盟会員会社とのクレジット契約やローン契約などの申込において、誤った支払遅延情報により与信判断に影響が生じた可能性がある。与信判断に影響を与えた可能性のあるユーザーは、すでに解約したユーザーを含め最大1万2176人に上る。

 原因はシステム改修に伴う不具合。9月3日、ユーザーからCICへ問い合わせがあり、その報告を受けたUQが調査したところ、事象が判明した。

 なお、誤った登録情報は修正済みで、現在は正しい内容が登録されている。また、影響があった可能性があるユーザーに対しては、別途書面で連絡する。