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auカブコム証券、個人投資家向けにREST APIによる高速発注環境を提供

 auカブコム証券は、個人投資家向けにREST APIによる発注環境「kabuステーション API」の提供を開始した。無料で利用できるが、「kabuステーション Fintechプラン」以上のプランが適用されていることが条件。個人投資家向けに提供するのは国内の証券会社としては唯一だという。

 「kabuステーション API」は、kabuステーションを起動したユーザーのパソコンから利用できるREST APIによる高速発注環境。C#、Python、Java、PHPなど、任意の開発言語で銘柄情報の取得や発注が行えるほか、外部SaaSのクラウドツールなどとの連携も行える。

 スクリプトベースでの提供方式に加え、「kabuステーション API」専用のExcelアドインも提供する。これにより、マクロや関数といったExcelの機能を生かしたトレーディング環境の構築にも対応する。

 また、同社は専用ポータルサイトをオープンし、ユーザーのトレーディング環境の構築を支援していく。主要な開発言語のサンプルコードを提供するほか、同社エンジニアによるサポートやユーザー同士のナレッジ共有を目的に、GitHub上にエンジニアコミュニティを展開する。