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CEATEC 2020はオンライン開催へ、幕張メッセでの通常開催は中止

CEATEC 2019の様子

 CEATEC実施協議会は、10月20日~23日に幕張メッセで開催予定の「CEATEC 2020(シーテック 2020)」について、通常開催を中止し、新たな取組みとしてオンラインで開催することを決定した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を鑑み、来場者や出展者などの安全を最優先に考慮したとしている。

 これまでCEATECが掲げてきた「Society 5.0(超スマート社会)」を担う人たちのためのCEATECをオンラインで開催する。新たな社会や暮らしを考え、共に歩み、共創を実現するための企画をオンラインならではの特徴を生かして展開するとしている。

 2020年実施のCEATECは、名称を「CEATEC 2020 ONLINE(シーテック 2020 オンライン)」とする。会期は変わらず10月20日~23日だが、会期以降もオンデマンドで展開予定。スローガンは、「CEATEC - Toward Society 5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」とするという。

 開催内容の詳細は、6月以降順次発表を予定。

 CEATEC実施協議会エグゼクティブプロデューサーの鹿野 清氏は、今回の通常開催の中止は、来場者の安全を第一に考えた上での決断だとし理解を求めた。また、オンラインでの開催は、2030年の社会を動かす人たちのためにこれまでにない場を作りたいと語った。