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初のオンライン開催「CEATEC 2020」、その見どころは?
2020年10月19日 14:00
これまで幕張メッセで開催されてきた展示会「CEATEC 2020」が、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、20日~23日、初めてオンラインで開催される。
モバイル関連では、5Gに関連する展示が披露される見込みだ。すでにメーカーから発表されている内容をもとに、見どころをご紹介しよう。
なお、僚誌Car Watchや、家電 Watchでも見どころをお伝えしている。
シャープは「8K+5G、AIoT」
シャープが披露するのは、新型コロナウイルス感染症を踏まえた「New Normal社会に向けたソリューション」だ。同社が掲げるビジョン「8K+5GとAIoTで世界を変える」を形にするための内容が紹介される。
たとえば、デバイスとテクノロジーに関する展示では、触れずに健康状態を把握できる技術として、脈拍、血圧、呼吸数などの指標を一括で測定できる「非接触バイタルセンシングソリューション」が紹介される。5Gを駆使することで、遠隔医療の一端を担えるものだ。
このほか、ビッグデータを用いたスマートライフサービスなども紹介される見込み。
FCNT、ローカル5Gスマホ披露
富士通コネクテッドテクノロジーズは、ローカル5G対応のスマートフォンを、CEATEC 2020で初めて披露する。
米クアルコムとの協業により、5Gスマホ開発用のリファレンスデザインを用いた製品になる。10月末にローカル5G向けとして提供される予定。いわゆるミリ波とSub6に対応。ネットワーク状態を可視化する独自アプリも用意される。
京セラ、5Gコネクティングデバイスやコンセプトカーを披露
京セラは、5Gコネクティングデバイスを紹介する。これまでに開示された資料では、5Gのノンスタンドアローン(NSA)方式だけではなくスタンドアローン(SA)方式にも対応。LTE、5G(Sub6、ミリ波)で通信できる。外部機器とはUSB-CやWi-Fi 6などで繋がる。
富士通、ローカル5Gをアピール
富士通では、社会課題を解決し、デジタルへの移行(DX)を進める技術として、ローカル5Gの最新動向や、同社の取り組みが紹介される。
総務省が「5G国際ワークショップ」
21日午後には、オンラインカンファレンスとして、総務省が「5G国際ワークショップ」を開催する。