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孫正義氏が「医療用防護服100万枚の調達に目途」とツイート
2020年4月21日 22:12
ソフトバンクグループ代表取締役社長兼会長の孫正義氏は、21日夜、Twitterへの投稿で、新型コロナウイルス感染症対策の取り組みの一環として、医療用防護服100万枚を調達する目途がたったことを明らかにした。ソフトバンクグループ広報によれば、孫氏個人ではなく同社としての取り組みになる。
孫氏は、Twitter上で4月18日、新型コロナウイルス感染症対策の一環として医療従事者向け製品を調達する考えを示唆。大阪府の吉村洋文知事や、愛知県の大村秀章知事、福岡市の高島宗一郎市長とやり取りしていた。一連のツイートのなかでは、Twitterユーザーの指摘を踏まえて、ソフトバンクグループの業績が悪化したことに「本業が創業以来最大の赤字です」としつつ、新型コロナウイルス感染症関連で苦労する人々へ想いを馳せ、尽力する姿勢を示していた。
医療用防護服100万枚の調達に目処。来月納品予定。米国FDA、EU-CE認証済。医療用ガウンも調査中。毎日命懸けで戦っている医療関係者の皆様に少しでもお役に立ちたい。SBは無利益で提供します。pic.twitter.com/tr33NJbzrz
— 孫正義 (@masason)April 21, 2020
21日夜、孫氏がツイートした内容によれば、米国やEUの認証を得たという医療用の防護服を100万枚調達する目途が立った。ソフトバンクグループが利益を得ることなく提供するという。ソフトバンクグループ広報では、孫氏のグローバルなネットワークを生かして調達を試みているとしており、現時点で製造メーカーの開示は控えた。