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LINE、グループビデオ通話中にPC画面を共有する「画面シェア」を近日中に提供

最大200名のスマホと画面共有、大規模会議やオンライン授業にも活用可

 LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」で、グループビデオ通話の参加者が同一の画面を見ながらコミュニケーションする「画面シェア」機能を近日中に提供する。

「画面シェア」(開発中)

 新型コロナウイルスの影響により、LINEでは本年2月下旬以降グループコミュニケーションの利用が増えており、通常時と比べてグループトークは1.3倍、OpenChatは1.5倍、グループ通話は1.7倍、グループビデオ通話は2.2倍となり、その利用率は日々増加しているという。

 また、同時期からリモートワークの実施や学校休校を受け、ビデオ会議やサテライト授業の実施に関する要望が増えたため、今年度中に提供予定であった「画面シェア」を前倒しして近日中に提供する。

 「画面シェア」機能は、グループでビデオ通話中にパソコンの画面をリアルタイムで共有する機能で、共有元(ホスト)はパソコン版のLINEをインストールして使う。閲覧側(参加者)はスマートフォンなどのLINEを通じて、ビデオ通話中のグループで同じ画面を共有できる。

 グループビデオ通話は3名から最大200名まで利用できる。大人数の会議や授業も行うことができるほか、ビデオ通話時にはフィルター機能や2月下旬に提供を開始した「背景ぼかし」機能も利用できる。

背景ぼかし

 「画面シェア」は、WindowsおよびMac向けの「LINE」でバージョン5.23.0以上、背景ぼかしはMac OS限定で対応する。