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焼失前の首里城をVRで再現、KDDIなど

首都圏のau直営店でも期間限定で公開

 KDDI、沖縄セルラーアグリ&マルシェ、JTB沖縄、日本トランスオーシャン航空は、沖縄県那覇市の首里城を再現したVRコンテンツを制作した。

 2019年10月31日、首里城では正殿などの主要な建築物を含む約4800平米が焼失する火災が発生した。1月末には沖縄県警による捜査結果が発表され、2月下旬からがれきの撤去など再建に向けた作業が開始される。

 今回のVRコンテンツは、沖縄県の「令和元年度世界文化遺産プロモーション事業」の一環として撮影されていた8K 360度映像を活用して制作された。守礼門から正殿までをたどるように、焼失前の首里城の姿を見ることができる。

 2月4日から、首里城公園内のインフォメーションセンター「首里杜館(すいむいかん)」のほか、那覇空港の特設ブース、旭橋バスターミナル2階の沖縄観光情報センターで視聴できる。

 また、県外でも一部のKDDI直営店で体験できる。2月4日~2月16日は「au OMIYA」、2月19日~2月3日は「au UENO」、3月6日~3月31日は「au SHINJUKU」で展示される。

 なお、KDDIグループのじぶん銀行は、「首里城再建支援金」を3月31日まで受け付けている。支援金は、じぶん銀行口座から24時間手数料無料で振り込める。振込先口座は「シュリジョウ サイケンシエンキングチ」で、拠出先は沖縄県那覇市。